どうして沖縄へ?と
聞かれたから・その1



沖縄にきたのは
織物の工房で働くためでした
1995年の秋に工房を見学して
1997年6月の末
工房に入ることを許され
来沖しました
ちょうど7年前です


畑で糸の原料を育て
繊維を採り
糸を績み
撚りをかけ
絣を括り
糸を染め
機にかけ
織り
仕上げをする
そのすべての工程に携わる
仕事がしたくて
(今でもやりたいです)
そういう仕事が
沖縄にあったのです


地域の共同体のなかで
生きてる仕事がしたいと
思っていたんだとおもいます
個性、個性というのにも
嫌気がさしていました
ただただ手を動かして、
そこからどうしようもなく
にじみ出てしまうもの、
そういう個性で充分じゃないか、と。


でも
実際のところ。


「地域の共同体の中で
生きている仕事がしたい」
なんてのは
現代のニッポンでは
幽霊に憧れる
みたいなもので・・
沖縄でも、少なくともここでは、
やはりそれは例外ではなく


今、仕事をしている
熟練のおばさんたちが
自分の娘が同じ仕事をすることを
決して勧めないのですから


さてさて・・
私は夢を
みていたみたいです




(多分、続く・・)






***


2004.6.11 記


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