どうして沖縄へ?と
聞かれたから・その2
その1を書いたのが2年前。
続く、、と書きながら
2年も経ってしまっていた・・
そして2年後の今。
沖縄を離れ
生まれ育った横浜の隣
横須賀に暮らしはじめて3ヶ月・・
だからこの文章は
「どうして沖縄へ?と
聞かれたから・その2」
でもあり
「どうして沖縄を離れたの?と
聞かれたから」
でもある。
* * * * *
なんだかんだいっても
あたしは
「ここではないどこか」の
「ものがたり」を求めていたんだと
今になるとよくわかる
傲慢なもんだと赤面する思い
今となってはだけれど
エゴに辟易していたのは、
共同体の中での、、なんて
思っていたのは
それは単に自分が責任を取りたくない、
取れないお子様だったから。
それだけだったんだ。
「地域の共同体の中で
生きている仕事がしたい」
という、匿名性、というものへの
漠然とした憧れ、
「民芸」という甘い物語への
漠然とした期待は
自分のエゴとちゃんと
向き合うことから逃げたかっただけ。
その美しい物語に自分が入れば
救われるんじゃないかという
甘い期待・・
ああ、なんて傲慢でカッコ悪かったんだ!!
そんな確信をしてから
いわゆる移住組の本土出身者の多くの人とは
益々話がかみ合わなくなった
残念な事だけれど
「他所からやってきていいとこ取り
でも最終的には無責任」
が多くの移住者のスタンスに見えてしまうから
(もちろんそうでない人もいます)
その傲慢、その優越感、その異常さ・・
遠くの場所の平和について声高に語り、
目の前の人間に無意識に、意識的に、
平気で冷たい仕打ちをする人達が
いかに多いことか、、
すぐ目前にいる困っている人に手を差し伸べられずに
どうして平和を語れるというんだ?
きついことも言ったし、書いたし
何をエラソーにと私のことを
思っている人もいるだろうと思う。
私だって自分がすべて正しいとは思ってはいない
だけど、これだけはいえる。
あたしは真剣にちゃんと向かい合ったよ
しんどくても、逃げることはしなかった
人を利用するようなことはしない、と心に誓っていたよ。
あなたは、どうなの?、と。
話がずれちゃったかな・・・
* * * * *
なぜ沖縄にきたのか。
夢をみたかったから。
なぜ沖縄を離れたのか。
現実を生きることにしたから。
・・・なんていったらカッコつけすぎか。
でも。
沖縄で過ごした9年間が
私にとって大きな宝であることは
疑いもない事実です。
沖縄で出会うことが出来た
人数は決して多くないけれど
大切な人達がいる。
そして、
「ここではないどこか」に行けば
救われるかもしれない、
なんていう物語は
害毒なんだ、ということを
しっかりと知ることが出来たから。
***
2006.6.21 記
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